耐震診断で行う4つの調査
住宅が大地震で倒壊しない耐震性があるか調査するのが耐震診断。
大きくわけて4つの調査をしていきます。
01.聞き取り調査 ― 住宅の履歴をお伺いします ―
住宅がどのような経過を経てきたのか。どのような被災に遭遇して現在に至っているのか。
現在の状況や増改築の有無などを木造住宅耐震診断士が聞き取りにて確認します。
02.床下・小屋裏調査 ― 住宅の構造と健全性を確認します ―
床下には住宅が抱えている問題が、小屋裏には建物の全体像が見えます。
床下調査では木材の湿気や腐朽、白蟻やカビ、通気状況等を確認していきます。
小屋裏調査では通気状況、雨漏り、接合金物の有無、筋かいや火打ち、構造用合板の有無等を確認します。
03.建物外部調査 ― 建物外部、周辺環境を見ます ―
屋根・外壁の材質の確認、ひび割れの有無や周辺環境を調査します。
04.建物内部調査 ― 間取り・建物内部の調査をします ―
間取りや壁の材質、床のレベルの測定や柱の倒れなどを確認していきます。
主に大きく分けてこの4つの診断をした後、住宅に耐震性があるか、ないかを判定することになります。
普段当たり前に暮らしている住宅が大地震に耐えられない家だとしたら・・
災害に備えるために、まず現状を知る事はとても大事な事ですよね。
耐震診断には助成制度が設けられています。
詳しくはお住まいの市町村にご相談ください。
また弊社では無料簡易耐震診断を行っております。
簡易診断であればおおよそ1時間程度で行うことができます。
ぜひお気軽にご相談ください♪